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鈴鹿の小1虐待:研修充実、児相支援を 市との連携不十分 |
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鈴鹿市で今年4月、小学1年生の男児が母親の交際相手に暴行を受け、意識不明の重体になった事件を巡り、児童相談所などの対応を検証していた「県児童虐待重篤事例検証委員会」(清水将之委員長)は27日、野呂昭彦知事に報告書を提出した。報告書は、鈴鹿市と北勢児童相談所の連携が不十分で、児童を一時保護していなかったことを指摘したうえで、専門的研修の充実や県内各児相を統括する児童相談センターが児相を適切に支援することを求めている。
報告書は、鈴鹿市などが早期に虐待の可能性を把握していたことについて一定の評価をしたうえで、児童の姉や兄の情報に比べ、児童本人に関する情報が把握されていなかったことなど「北勢児相などとの情報共有が不十分で、各機関が抱いた危機感が均質でなかった」と指摘した。また、市と立ち入り調査や出頭要求など強力な権限を持つ児相などとの役割分担があいまいだったことにも触れた。
また、頻繁に関係法令の改正が行われている中、専門的な研修が不十分だったことも指摘し、従来の業務ではほとんど経験することのない方策についても理解できるような研修方法を導入するよう求めた。さらに、各児相で入力した虐待事例情報を管理する児童相談センターについて「有効に機能していなかった」と指摘、各児相の児童虐待に対する援助について進ちょく状況を常時点検するよう求めている。
報告書を受け取った野呂知事は「内容を検討し、NPOなども含めた地域でのネットワークの在り方などにも生かしていきたい」と述べた |
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(2010-10-03) |
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児童虐待 聞き取りで児童職員 「保護できず無念」 |
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鈴鹿市で四月、小学一年の男児(6つ)が母親の内縁の夫に殴られて重体となっている虐待事件を受け、県児童虐待重篤事例検証委員会(委員長・清水將之関西国際大学教授、九人)は八日、県庁で第三回会合を開き、北勢児童相談所の所長や担当職員ら三人から事実経緯や意思決定について聞き取りをした。九月末に、再発防止の報告書を野呂昭彦知事に提出したいとした。
同委員会は県が設けた第三者機関。事前に相談を受けていたという県児童相談センターの対応などについて専門家らが検討。六月三日には、今回の事案を担当した鈴鹿市職員からヒアリングしている。関係者の話を突き合わせて論点整理し、報告書にまとめる。
非公開で審議した後、記者会見した清水委員長は、「職員は警察官を同道して訪問しながら、児童を保護できなかったことに無念さを持っていた。迷いの揺れを語ってくれた」と説明。立ち入り調査権限を強化した平成二十年の児童虐待防止法の改正に触れ、「福祉施設の児童相談所が警察の協力で臨検もしなければならない。今までの受け身から介入へという逆の方向で、児童福祉に本来ない仕事を背負わされてきた迷いがある、と職員の語りの中から感じた」と語った。
鈴鹿市担当のベテランのケースワーカーが児童虐待問題で百六十件も抱えていた実態が分かり、「ショックを受けた。信じられない。だいたい一人で担当できる児童虐待は二十ケースまで」と話した。
論点としては、①平成十七年の児童福祉法改正に伴う児相から市町への権限移譲で生じた、地域ごとの取り組み濃度の違い②他県から転居した今回のケースように、人口流動が大きい県内で地域社会から孤立している家庭の支援③警察と児相との連携―を挙げ、国に対する要望が出てくるかもしれないとした |
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(2010-07-09) |
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鈴鹿8耐 前夜祭をPR バイクでパレード--鈴鹿商議所青年部 |
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鈴鹿商工会議所青年部は6日、鈴鹿市の鈴鹿サーキットで22~25日に開催される「鈴鹿8時間耐久ロードレース」の決勝前夜祭「バイクであいたいパレード」をPRするため、オートバイ12台で市中パレードした=写真。
同パレードのマスコットキャラクターの「8パレマン」を含むバイク隊は、オープンカーを先頭にオートバイ12台の編成。午前11時、同会議所を出発後、前夜祭当日のスタート地点となる「鈴鹿ハンター」の駐車場を経て、レースの舞台となるサーキットの国際レーシングコースを体験走行し、鈴鹿市役所までパレードした。
川岸光男市長を表敬訪問した青年部の三舩正美会長(44)は「モータースポーツを盛り上げるとともに交通安全のため頑張ります」などと一行を代表して決意を述べた。
パレードは、24日午後6時半に鈴鹿ハンターを出発し、サーキットのレーシングコースへなだれ込む予定 |
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(2010-07-07) |
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少年野球:鈴鹿市学童大会 開幕 23チームが熱戦 |
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第26回鈴鹿市少年学童野球大会・本田杯(市野球少年団育成協議会主催、本田技研工業鈴鹿製作所・鈴鹿市・毎日新聞社後援)が4日、同市桜島町の石垣池公園野球場など7会場で開幕した。過去最多の23チームが参加、熱戦を繰り広げた。
開会式では、全チームの選手計473人が元気に入場行進し、見守る父母らから盛んな声援が飛んだ。選手宣誓では、大木スーパールーキーズの端無(はなし)慶宇(よしたか)主将(6年)が「元気に野球ができることに感謝し、最後まであきらめずに正々堂々と戦います」と力強く選手宣誓した。この日は1、2回戦と3回戦の一部を行った。残る3回戦2試合は10日、準決勝と決勝は11日に行われる。【井上章】
4日の結果は次の通り。
<1回戦>
大木スーパールーキーズ 8-4 合川クラブ、箕田マリーンズ 15-3 鼓クラブ、一ノ宮クラブ 8-0 清和チャイルダー、神戸フェニックス 6-5 加佐登ウイングス、稲生クラブ 7-5 郡山スターズ、庄野シリウス 5-3 若松少年野球団、白子クラブ 9-5 栄クラブ
<2回戦>
深小クラブ 11-7 鈴西ウイングス、飯野ファイターズ 15-0 大木スーパールーキーズ、箕田マリーンズ 15-0 国府小ファイターズ、旭が丘クラブ 6-2 一ノ宮クラブ、愛宕クラブ 6-3 神戸フェニックス、河曲ライトエース 4-3 稲生クラブ、庄野シリウス 15-0 石薬師クラブ、庄内アスナローズ 11-1 白子クラブ
<3回戦>
飯野ファイターズ 8-1 深小クラブ、河曲ライトエース 6-2 愛宕クラブ |
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(2010-07-05) |
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大病転機に絵画制作 若林さんが個展 |
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大病を患ったことをきっかけに、六年前から絵を描き始めた鈴鹿市十宮の会社役員、若林忠義さん(69)は三日、自宅隣に完成したギャラリー&アトリエ「画遊庵」をオープン。最新作の油絵五十三点を展示して、記念の個展を開いた。七日まで。
画遊庵は、木造一部二階建て延べ百十平方メートル。絵画をゆったりと鑑賞できるギャラリースペースと、一階奥に吹き抜けのアトリエを備えている。
圧倒的な迫力の「金剛力士像(阿形)」「同(吽形)」や「不動明王像」、新緑の林の木々「雨上がりのブナ林」、大王町・波切神社の大草鞋(わらじ)祭をイメージしながら初挑戦した半具象作品「魚たちの草鞋祭」など、昨年四月の初個展以降に制作した4号から100号までの会心作が並ぶ。
若林さんは、「多くの方々に作品を批評していただくとともに、絵画仲間の遊び場として活用していきたい」と話している。
期間中は午前十時から午後五時まで。八日以降の観覧は要予約。問い合わせは若林さん=電話090(3156)7371=へ。 |
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(2010-07-04) |
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春の叙勲で瑞宝双光章 鈴鹿市深溝町の市川住職の受賞祝う |
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春の叙勲で瑞宝双光章を受賞した、鈴鹿市深溝町の「江西寺」住職市川信行(しんぎょう)氏(76)の祝賀会が二十六日、四日市市安島の四日市都ホテルで開かれ、ゆかりのある寺院や文化団体などから九十六人が出席した。
市川住職は、昭和三十九年から約半世紀にわたり、受刑者の矯正教育に宗教を通じて貢献。また昨年は住職在籍五十年を大本山妙心寺に表彰されたほか、今年はNPO世界菩提達磨協会の理事などにも就任した。
会は、同寺の檀家(だんか)総代らが発起人となって開催。主催者の江西寺花園会の舘次義会長が、「静かで、心温まる和尚の名誉を心からお喜び申し上げます」とあいさつ。来賓の名古屋矯正管区高橋裕紀管区長、愛知県教誨(きょうかい)師会大野宗名誉会長らも祝辞を述べた。
市川住職は、「古希半ばにして喜び事が重なるとは思ってもいませんでした。皆さま方のおかげと心から感謝申し上げます」と喜びを語っていた。 |
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(2010-06-28) |
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内臓脂肪の影響、専門医らが講演-鈴鹿回生病院 |
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鈴鹿市国府町の鈴鹿回生病院(田中公(いさお)院長)で26日、健康セミナーが開かれ、「内臓脂肪の健康への影響」を主題に専門医らが講演した=写真。
セミナーは、健康管理啓発活動の一環として年3回、開催。この日は患者や地域住民ら約110人が参加、メモを取りながら熱心に聴き入り、運動実技にも取り組んだ。
セミナー後には、簡易骨密度や血流の測定なども行われた。また、「難病のこども支援全国ネットワーク」への募金活動も行われ、同医院では次回の募金と合わせて毎日新聞社に寄託するという |
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(2010-06-27) |
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第81回都市対抗野球:東海2次予選 ホンダ鈴鹿敗退 |
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第81回都市対抗野球大会東海地区2次予選(日本野球東海地区連盟・毎日新聞社主催、ミニミニ・ミニテック協賛)代表決定トーナメントは24日、ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)がジェイプロジェクト(名古屋市)と対戦し、一時は3点をリードしたものの、投手陣がジェイプロジェクト打線につかまり、逆転負けを喫し、敗退が決定、2年連続のドーム出場はならなかった。【加藤新市】
◇八回の好機逃す
▽第4代表決定1回戦
ジェイプロジェクト(名古屋市)
000010050=6
000200200=4
ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)
ホンダ鈴鹿は四回、平手敬介選手が右翼席にたたき込む2点本塁打を放ち、この大会初の先制にスタンドは大歓声に包まれた。1点差に詰め寄られた七回無死から平手選手が右前打で出塁。1死後、中野宏昭選手の右前打と四球で満塁とし、中東信二選手の左前打で平手選手が生還。さらに藤本達也捕手の右前打で2点目を挙げ、突き放した。しかし、八回に集中打を浴び、5点を失った。その裏、渡辺選手と大西正人選手の2安打で、2死一、三塁の好機を迎えたが、あと1本が出なかった。
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(2010-06-25) |
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旧海軍の格納庫、取り壊しへ 鈴鹿市議会が議案可決 |
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「貴重な戦争遺跡」として保存を望む声のあるNTT研修センター跡地(鈴鹿市白子町など)に残る太平洋戦争中の旧海軍航空基地の格納庫3棟が、取り壊される見通しとなった。24日の市議会本会議で、跡地開発を進めるための3議案が賛成多数で可決された。独立行政法人・都市再生機構(UR)が開発する。
3議案は、19億円の債務負担行為を盛り込んだ一般会計補正予算案▽都市公園の区域決定案▽URによる工事の直接施行の同意案-。市の防災公園(7・3ヘクタール)に対する議案だが、今後URは、NTT西日本が所有し格納庫がある市街地整備区域(17・6ヘクタール)と一体的に開発する。このため、3議案の議決が開発に伴う格納庫の取り壊しの“GOサイン”となるため、議論となった。
討論では、4人が反対。「戦争遺跡の扱いを考える時間的余裕が必要なのでは」「格納庫のある市街地整備区域の議論ができていない」「国の事業仕分けでも問題になっているURによる施工には、不透明性がある」などと訴えた。
一人は「周辺に住宅地が多く、早い時期に防災対策を進める手法として有効だ」などと賛成した。
採決した30人のうち8人が一般会計補正予算案と都市公園の区域決定案に反対。URの直接施工には10人が反対に回った。
市は「(格納庫を)写真や映像で保存する」と、建物自体を残す意思を示しておらず、市やNTTなどがまとめた土地利用転換計画に基づき、開発が進みそうだ。
議場には、保存を働き掛けた市民団体「鈴鹿市の戦争遺跡を保存・平和利用する市民の会」のメンバーら10人余りが傍聴。
共同代表の一人、加藤二三子さん(75)は「残念だが、議会で議論となり、問題提起した意義はあった。取り壊されることになったとしても、悔いが残らない活動を今後もしていきたい」と話していた。
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(2010-06-25) |
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母親に厳しいしつけ強要 鈴鹿の児童虐待 |
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鈴鹿市で4月、小学1年の男児(6つ)が母親(34)の内縁の夫に殴られるなどして、意識不明の重体となった虐待事件で、傷害罪に問われた小島正嗣被告(25)は、23日の津地裁の初公判で起訴内容を認めた。検察側は法廷で小島被告が、男児の母親に厳しいしつけを強要する誓約書を書かせていたことなどを明かし、事件が起きるまでの経緯を詳細に説明した。
検察側の供述調書などによると、小島被告の暴力が始まったのは昨年12月。男児と中学2年の姉(14)、小学6年の兄(11)、母親に対して、殴る、けるや熱湯をかけるといった執拗(しつよう)な暴行を加えた。母親に対して「3人の子を厳しくしつけなければ、(母親が)子どもや(母親の)両親を殺す」という内容の誓約書を書かせていた。
事件当日の暴行は特に激しく、母親は検察の調べに「(男児が)死んでしまうかもしれないと感じた」と述べた。虐待を止められなかった理由を「小島被告が好きで、嫌われるのが怖かった」と話したという。
男児は現在も意識不明の状態が続く。検察側は、口から血を流したまま意識を失っている男児の発見当時の写真を提示。小島被告に対して厳罰を望む男児の祖父母の意見や、男児の姉が「許せない。お父さん(小島被告)は人殺しだと思う」と記した文章を読み上げたが、小島被告は終始、表情を変えず無言だった。
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(2010-06-24) |
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鈴鹿で「世界ツーリングカー選手権」初開催 来年10月の見通し |
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鈴鹿サーキット(鈴鹿市)は21日、国際自動車連盟(FIA)公認の世界最高峰の量産車レース「世界ツーリングカー選手権」(WTCC)を来年、同サーキットで初めて開催すると発表した。日程は未定だが、10月下旬の見通し。
WTCCは2000ccの量産車タイプのレースで、FIAの格付けはF1と同格。観戦を意識し、30分程度のスプリントレースを2戦実施する。スタート方法などを工夫し、車の接近戦が楽しめる。
ことしは15チーム、計26台が3~11月に世界12カ所を転戦し、日本では岡山国際サーキット(岡山県)で開催。来年は立地条件や設備面で優れた鈴鹿が引き継ぐ形となる。
鈴鹿サーキットで開催される世界最高峰のレースは、ほかにF1日本グランプリ(ことしは10月10日決勝)と、二輪車の鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐=ことしは7月25日決勝)がある。
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(2010-06-22) |
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第81回都市対抗野球:東海地区2次予選 ホンダ鈴鹿4位 トヨタに敗れる |
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第81回都市対抗野球大会東海地区2次予選(日本野球東海地区連盟・毎日新聞社主催、ミニミニ・ミニテック協賛)は21日、ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)がトヨタ自動車(豊田市)と対戦し、6-9で敗れた。ホンダ鈴鹿はリーグ戦Cグループで1勝2敗となり、得失点率差で4位となった。次戦は決勝トーナメント初日の24日午後1時半、ジェイプロジェクト(名古屋市)と対戦する。(代表決定トーナメント戦の組み合わせはスポーツ面に掲載)。【加藤新市】
◇猛追あと一歩
4点を追うホンダ鈴鹿は七回、2死一、二塁の好機に大西正人選手が左越えの二塁打を放ち、早川辰徳選手と平手敬介選手が生還すると、スタンドは一気に反撃ムードに包まれた。しかし、八回に2点を奪われ、再び4点を追うホンダ鈴鹿は九回、早川選手と川端典義選手が連続四球で無死一、二塁。2死後、中野宏昭選手が四球を選んで満塁。続く具志賢三選手も四球を選び、1点を返した。なおも満塁の好機に大槻隼人選手の打球が左翼手のグラブに収まると、スタンドからため息が漏れた。ホンダ鈴鹿は6投手を投入する継投策で臨んだが、一歩及ばなかった。
………………………
▽リーグ戦Cグループ
トヨタ自動車(3勝)
011014020=9
002001201=6
ホンダ鈴鹿(1勝2敗) |
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(2010-06-22) |
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鈴鹿の歴史資料、後世に 4点修復、企画展で一般公開 |
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鈴鹿市が京都市内の古文書修復業者に依頼していた伊勢型紙などに関する江戸時代の古文書4点の修復が完了した。旧家などから04~05年に寄贈された古文書で、今後、市は伊勢型紙などの企画展を開く際、一般に公開していく方針という。
市文化課によると、修復されたのは、同市の寺家地区で大正時代まで、みその醸造業を営んでいた長谷川家に伝わる1753(宝暦3)年の「型売仲間定之事」(縦24センチ、横3・5メートル)と、1824(文政7)年の「御鑑札願書控」(縦28センチ、横19センチ)の2点。定之事は伊勢型紙の株仲間の結成に関する内容、願書控は紀州藩から行商の鑑札を受ける際の理由が書かれている。
ほかの2点は、同市の白子地区で最大の回船問屋だった竹口家に残されていた1800(寛政12)年の「白子船々控書一件」(縦34センチ、横24・5センチ)と、1788(天明8)年の「南若松村文書」(縦30センチ、横4メートル)。控書一件は、竹口家が江戸の三井などの商家と交わした荷を運ぶ際の取り決め、村文書は奉行からの命令を断る経緯などがしたためられている。
同課の代田美里学芸員は「傷みが激しく、後世に伝えるため、専門業者に修復を依頼した。伊勢型紙や回船問屋など鈴鹿市の歴史を知る上で貴重な内容が書かれている」と話している |
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(2010-06-19) |
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鈴鹿市シティセールス特命大使:プロビーチバレー選手の浅尾美和さん |
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鈴鹿市は18日、同市出身のプロビーチバレー選手の浅尾美和さん(24)を「鈴鹿市シティセールス特命大使」(愛称・鈴鹿ときめきスポーツ大使)に委嘱したと発表した。12人目の大使で、任期は13年3月31日まで。
浅尾さんは、鈴鹿市立神戸中から県立津商業高に進み、04年の卒業と同時にビーチバレーにデビューし、西堀健実さんとのコンビは幅広い人気を集めた。現在は草野歩さんと組み、ロンドン五輪の日本代表を目指している。
市は「ビーチバレーの日本のトップレベルの選手で、世界をはじめ、国内各地を転戦しており、幅広い本市の広報がお願いできる」と期待している。特命大使は08年に創設し、スポーツやビジネスなど各分野で活躍している市ゆかりの人を委嘱している。これまでに元F1レーサーの中嶋悟さんやプロ陸上選手の井村(旧姓・池田)久美子さんらが就任している |
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(2010-06-19) |
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外国人生徒らの日本語習得支援へ 飯野高にセンター設置 |
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県教委は十八日、県議会教育警察常任委員会(杉本熊野委員長、八人)の中で、来年度定時制を新設する飯野高校に、外国人の生徒、その保護者の日本語習得のため、「学習支援センター」(仮称)を設置する方針を示した。
山口千代己副教育長は「生徒だけでなく、保護者の日本語習得のための空間づくりを考えている」と述べ、語学学習や交流イベントなど地域参画を促す拠点づくりを目指すとした。藤田宜三委員(新政みえ、一期、鈴鹿市)の質問に答えた。
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(2010-06-19) |
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第81回都市対抗野球:東海2次予選 ホンダ鈴鹿、延長サヨナラ |
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第81回都市対抗野球大会東海地区2次予選(日本野球東海地区連盟・毎日新聞社主催、ミニミニ・ミニテック協賛)は17日、ホンダ鈴鹿(鈴鹿市)が西濃運輸(大垣市)にサヨナラ勝ちし、4チームによるリーグ戦Cグループの成績は1勝1敗となった。次戦は20日午後1時半、トヨタ自動車(豊田市)と対戦する。【加藤新市】
◇大西選手の一打で
▽リーグ戦Cグループ
西濃運輸(2敗)
2010000200=5
0021002001=6
ホンダ鈴鹿(1勝1敗)
ホンダ鈴鹿は延長十回、2死一、二塁で、この打席まで3安打と好調の大西正人選手が二遊間を抜くサヨナラ安打を放ち、劇的な勝利を収めた。3点を追うホンダ鈴鹿は三回、2死から2長短打と敵失を絡めて2点を返し、四回には3安打を集中し、同点に追いついた。七回は2死から、平手敬介選手の二塁打と大西選手の左前打で逆転、さらに具志賢三選手の右前打で突き放したが、八回に同点に追いつかれた |
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(2010-06-18) |
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鈴鹿でトランペッター 6年生100人とジャズを演奏 |
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鈴鹿市一ノ宮町の一ノ宮小学校(杉野公夫校長)で十五日、市出身のジャズトランペット奏者で、「鈴鹿市と・き・め・きカルチャー大使」の中村好江さんのバンド「中村好江わくわくHOT8」が児童向けの演奏会を開き、六年生百人とジャズの名曲を演奏した。
同校では昨年十一月の市小学校音楽会に向け、当時の五年生が練習を続けてきた。しかし、音楽会は新型インフルエンザの影響で中止。児童が演奏を披露する機会もなくなってしまった。その後、芸術鑑賞の授業で同校を訪れることになった中村さんに、学校側が児童との共演を打診し、中村さんが快諾。今春六年に進級した児童らは、今月から週二回の練習を再開していた。
当日は、全校児童約六百人と、一ノ宮幼稚園の園児約二十人の前で「Sing Sing Sing」を演奏。子どもらもリコーダーや鍵盤ハーモニカ、アコーディオンなどを手にセッションを楽しんだ。鍵盤ハーモニカを担当した小谷早希さん(11)は、「音楽会がつぶれて悲しかったけど、プロの人と一緒に演奏できてうれしかった」。中村さんも「きょう初めて一緒に演奏したが、完成度が高かった。テンポアップしてもついてきてくれた」と目を丸くしていた。 |
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(2010-06-16) |
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南アW杯 日本初戦勝利 カメルーンに1−0 |
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サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は第4日の14日、1次リーグE組の日本が当地のフリーステート競技場でカメルーンと初戦を行い、前半の本田圭佑(CSKAモスクワ)の得点を守りきり、1−0で競り勝った。4大会連続4回目の出場となる日本は2002年日韓大会を除いて勝ち星がなかったが、国外開催のW杯で初勝利を飾った。
本田は前半39分、右クロスをゴール左でトラップし、左足で押し込んだ。国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングは日本の45位に対し、カメルーンは19位だが、通算対戦成績はこれで日本の3勝1分けとなった。日本は19日にオランダ、24日(日本時間25日)にデンマークと対戦する。
これに先立って行われたE組のもう1試合は、優勝候補の一角のオランダが2−0でデンマークを降した |
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(2010-06-15) |
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第81回都市対抗野球:東海地区2次予選 ホンダ鈴鹿、完封負け |
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第81回都市対抗野球大会東海地区2次予選(日本野球東海地区連盟・毎日新聞社主催、ミニミニ・ミニテック協賛)は13日、愛知県の岡崎市民球場で代表決定トーナメント進出順位決定リーグ戦2試合を行った。県勢のホンダ鈴鹿(鈴鹿市)は初戦で三菱重工名古屋(名古屋市)と対戦し、好機に打線が抑えられ、完封負けした。次は16日午前10時半から西濃運輸(大垣市)と対戦する。【加藤新市】
緩急を織り交ぜた投球で無難な立ち上がりを見せた藤本瞬投手だったが、四回に制球が乱れ、無死から四球で先頭打者を出塁させ、2死までこぎつけたものの四球と2長短打を浴びて3点を失い、主導権を握られた。
3点を追うホンダ鈴鹿は、四回1死から早川辰徳選手が初安打で出塁。五回にも具志賢三選手が盗塁と敵失で2死三塁と攻めたが、後続を断たれた。
八回には無死から、西田修二選手と藤本達也捕手の連打で、無死一、二塁の絶好の得点機を迎え、スタンドはスティックバルーンを打ち鳴らして大声援。しかし、渡辺敬之選手の左翼への大飛球を好捕され、追い上げの機会を逃した。
最後の打者が打ち取られるとスタンドからは「次はたのむぞ」と選手に励ましの声援が送られた。
◇見事なフォームで
○…ホンダ鈴鹿のチアリーダー、吉川美紀さん(23)が始球式に登場。軟式野球部のマネジャーも務め、同部の監督と練習し、この日の本番に備えた。高校までソフトボール部に所属していたといい、見事なフォームでの投球はストライク。「緊張しました。職場のみんなも見ていたのでホッとしました。よかったです」と笑顔がこぼれた。
▽リーグ戦Cグループ
三菱重工名古屋(1勝)
000300103=7
000000000=0
ホンダ鈴鹿(1敗)
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(2010-06-14) |
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東海地方、梅雨入り 昨年より10日遅く |
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名古屋地方気象台は十三日、東海地方が梅雨入りしたとみられると発表した。昨年より十日、例年より五日遅いという。
津地方気象台によると、この日は朝から県内全域で雨。今後一週間は気圧の谷や前線の影響で、曇りや雨の日が多くなるという。津市大門の国道23号沿いでは、青や紫のアジサイが色鮮やかに咲き誇り、梅雨の訪れを告げるとともに見る人を楽しませていた。 |
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(2010-06-14) |
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JA鈴鹿強盗:名古屋高裁に被告控訴 |
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鈴鹿市で09年3月、現金輸送車を襲い、現金約2億円を奪ったとして、強盗などの罪に問われ、津地裁で懲役15年の判決を言い渡された住所不定、無職、井上昭生被告(37)は判決を不服として、名古屋高裁に控訴した。
また、弁護人によると、懲役18年の判決を受けた住所不定、元暴力団員、鳥山征児被告(37)も控訴を検討しているという |
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(2010-06-11) |
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資源ゴミ抜き取り問題 罰則含む条例化検討 |
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鈴鹿市議会六月定例会は十日再開し、矢野仁志(あくてぃぶ21)、青木啓文(同)、森喜代造(同)、水谷進(市政研究会)、伊藤健司(あくてぃぶ21)、彦坂公之(緑風会)の六議員が一般質問した。
彦坂議員は、市内で頻発している集積所からの資源ゴミ抜き取り問題への対策を質問。川岸光男市長は「持ち去りを抑止するため罰則を含めた条例化を検討したい」と答えた。市民からの意見や警察、検察との協議を踏まえ、来年の三月議会をめどに条例案を上程する考え。県内では、既に伊賀市と四日市市で同様の条例が整備されているという。
矢野議員は児童虐待の現状をただした。松村亮保健福祉部長は、今年四月からの二カ月間で昨年一年間の相談件数(六十九件)の半数に迫る三十件の相談が寄せられたと報告。箕田地区で社会福祉法人が市内最初の児童養護施設建設を計画していると明らかにした。 |
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(2010-06-11) |
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大筆で描き披露 鈴鹿出身・大谷さん、母校・玉垣小で |
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鈴鹿市出身のアーティスト、大谷芳照さん(52)=東京都渋谷区=が9日、母校の市立玉垣小学校で、自らの身長を超す大筆を使って描く「墨絵」を披露した。「達人に学ぶ」という総合学習の一環で、全校児童が見守る中、描かれた作品は同校へ寄贈された。
会場の体育館には、802人の全校児童と多くの父母らが見守った。上田昇校長が児童たちに「見たこともない大きな筆で書く姿から多くを学んでください」とあいさつし、大谷さんが火鉢のような容器に入れた墨を大筆につけ、縦1・5メートル、横2メートルの和紙に「道」の字を力強く書き上げた。
「道」の字は、つくりの「首」を「鈴」のように丸くし、しんにゅうの先端はシカの角のように書き、鈴とシカで「鈴鹿」を表現した。大谷さんは「ホンダの創始者で鈴鹿の名誉市民の故本田宗一郎さんの『鈴鹿の道は世界に通ず』の言葉にあやかって『鈴鹿の文化は世界に通ず』という願いを込めた。ここから文化を発信したい」などと説明した。
同校では寄贈された作品を額装にし、校舎の玄関に飾る予定にしている |
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(2010-06-10) |
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原付の13歳少年、2人大けが 車と衝突 |
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二日午後九時半ごろ、鈴鹿市道伯町の県道亀山鈴鹿線の信号のない交差点で、同町、中学二年の男子生徒(13)のミニバイクと同市弓削二丁目、会社員杉原亜久里さん(21)の軽ワゴン車が衝突。ミニバイクに同乗の同市道伯町の中学一年の男子生徒(13)が頭骨骨折などの重体、運転していた男子生徒は右鎖骨骨折などの重傷。杉原さんは顔面を切る軽傷。
鈴鹿署によると、男子生徒二人はヘルメットをかぶらず、二人乗りしており、ミニバイクは、今年六月一日、鈴鹿市内で盗まれたものだったという。事故原因は調査中 |
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(2010-06-06) |
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鈴鹿の児童虐待で県検証委 市職員から聞き取り |
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鈴鹿市で四月、小学一年の男児(6つ)が母親の内縁の夫に殴られて重体となっている虐待事件を受け、県児童虐待重篤事例検証委員会(委員長・清水將之関西国際大学教授)は三日、第二回会合を津市栄町の県栄町庁舎で開いた。委員七人が出席し、今回の事案を担当した鈴鹿市子ども家庭支援室長ら担当者二人から事実経過や相談体制、連携のあり方を聞き取った。同市教育委員会と北勢児童相談所からも話を聞き、七月下旬に論点を整理するという。
同委員会は県が設置した第三者機関。事前に相談を受けていたという県児童相談センターの対応などについて専門家らが検討し、再発防止の提言を今年中にまとめ、野呂昭彦知事に提出する方針。
非公開審議の終了後、記者会見した清水委員長らは、「詳細な事実経過を時系列に伝えてもらい、それぞれの段階での関係機関への連絡相談を点検した」と述べた。同支援室について、「二十万人都市として充実している。八人全員が正規職員で非常勤の臨床心理士がいて、保育士や教員などの多職種チームになっている」としながらも、「同市が抱える数百件のケースに対応するには、この職員数ではとうてい足りない」と語った。
六月中旬以降に鈴鹿市教育委員会に出掛けて話を聞き、七月八日には北勢児童相談所担当者から聞き取りを実施する予定。男児は、いまも意識不明のままという |
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(2010-06-05) |
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フッ素:基準値以上検出--鈴鹿の旧工場敷地 |
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県は3日、鈴鹿市末広西にある自動車部品製造業「森六テクノロジー」(本社・東京)の旧鈴鹿工場敷地内で、土壌溶出基準の最大1・75倍のフッ素が検出されたと発表した。敷地境界付近の地下水調査では基準を下回っており、県は周辺環境への影響はないとしている。
県四日市農林商工環境事務所によると、同社が敷地内の32地点を自主調査したところ、うち2地点で基準を超過した。工場は同市内の別の場所に移転したため、調査した旧工場は昨年4月から閉鎖されており、立ち入り禁止になっている。工場ではフッ素を使用したことはなく、汚染原因は不明。同事務所は4日に現地調査を行い、当面は年1回、地下水調査を実施するよう指導する |
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(2010-06-04) |
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ノハナショウブ:鈴鹿の金生水沼沢植物群落で見ごろ |
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鈴鹿市西條、飯野寺家、地子の3町に広がる国の天然記念物「金生水(かなしょうず)沼沢植物群落」で、食虫植物のトウカイコモウセンゴケなどの増殖が活発だ。特にノハナショウブは、昨年に比べて大幅に株数を伸ばし、紫色の花が見ごろを迎えている。17日には、地元の飯野地区自治会が保護の重要性を学ぶ学習会を開く。
市文化課によると、群落の広さは約7000平方メートルで、食虫植物など約400種が自生し、37年に国から天然記念物に指定された。しかし、60年代から住宅建設などでわき水が減り、湿性植物が絶滅の危機に陥った。このため、05年10月に深さ約40メートルの井戸を掘り、毎分200リットルの地下水をくみ上げ、8時間から12時間にわたって一帯に流したのが奏功し、自生する植物が活力を取り戻しつつあるという。
現在はノハナショウブが200株を超える勢いで、地面に張り付くようにして増えるトウカイコモウセンゴケも昨年より自生の範囲を広げている。また、濃いピンクの花が特徴のノアザミも見ごろを迎えている。
群落では、昨年10月に二十数年ぶりにリンドウが姿を現すなど、回復を見せている。市では今年夏と秋に市民に群落を公開する予定で、長さ90メートル、幅60センチの観察路が完成する来年からは、花々の咲く時期に合わせて観察会を開くという |
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(2010-06-04) |
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鳩山首相退陣表明 突然の辞意表明に永田町も驚き 4日に次期代表選出へ |
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鳩山首相は2日午前、民主党の緊急両院議員総会で、普天間基地移設問題をめぐる社民党の政権離脱や、「政治とカネ」の問題をめぐり、退陣する考えを表明した。
社民党の政権離脱決定後も、鳩山首相は政権維持に強い意欲を示していたことから、突然の辞意表明は、永田町でも驚きをもって受けとめられている。
1日の小沢幹事長らとの会談終了後も、報道陣に親指を立てて笑顔を見せるなど、続投への意欲は固いとの見方が出ていたが、中山首相補佐官の話では、1日夜、鳩山首相が電話で辞意をほのめかす発言をしていたということで、鳩山首相は、1日夜から2日朝にかけて辞意を最終的に固めたものとみられる。
党内では、支持率が低迷する中、普天間問題で自ら設定した「5月末」の完全決着を果たせず、社民党の政権離脱を招いたことで、改選となる参議院議員を中心に「このままでは選挙が戦えない」と、「鳩山おろし」の声が強まっていた。
一方で、鳩山首相に暗に辞任を求めていた小沢幹事長も、政治とカネの問題を抱えていて、辞めるなら2人同時に辞めるべきとの声も出ていたことから、鳩山首相は、2日朝までに小沢幹事長の辞任についても言質が取れたことで、一気に辞意を固めたとの見方もできる。
民主党は4日に両院議員総会を開いて、議員による投票で次の代表を選ぶ予定にしていて、新代表は直ちに新政権を発足させることになるが、参議院選挙が迫っていることもあり、現在の閣僚はほとんど居抜きで残り、選挙後に内閣改造などの形で本格政権となるのではとの観測も出ている。 |
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(2010-06-02) |
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口蹄疫:対策、消石灰配布を支援 発生時準備含め、県が予算化 |
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宮崎県で多発している家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)の対策について、野呂昭彦知事は31日の会見で、県内の全畜産農家389戸に対し、消毒剤の消石灰を配布するための支援措置を市町に対して行うことを明らかにした。7日再開する県議会に提案する一般会計補正予算案に、県内で発生した場合の初動態勢の準備費用などを含む約1億2000万円の関連予算を盛り込む。
消石灰の予算は計6000万円で、当面、1戸当たり平均70袋(1袋20キロ)が行き渡るように配布する。畜産農家がある24市町のうち16市町が独自に1戸当たり10袋程度を既に配布、または配布の決定をしているが、状況に応じ、市町が最大で平均210袋を各戸に配布できるよう支援するという。
補正予算案にはこのほか、県内での口蹄疫発生に備えて、全畜産農家に対する消毒薬の緊急配布や家畜の殺処分、消毒検問所の設置などの予算も計上する。さらに殺処分した家畜の埋却予定場所や防疫資材の供給場所の調査、獣医師の確保などの事前対策を進めると共に、全国の種牛や子牛についての情報収集・提供も行う。
また、28日に農家を対象にした経営相談窓口を設置するとともに、国に対しても31日、感染拡大防止対策や松阪牛などブランド牛維持対策について緊急提言書を提出した。
野呂知事は「対策を通じ、関係者の不安感を払しょくするだけでなく、消費者の安心感にもつなげたい」と話した |
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(2010-06-01) |
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JA鈴鹿の検査結果報告 子会社事業、本店と重複 |
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農林水産省東海農政局はJA鈴鹿(田中利宣組合長)に対する検査(昨年十二月現在)結果をこのほどまとめ、農林中金の経営支援のため拠出した劣後ローン約五十億円について「経営リスク検討が不十分」とするなど八項目にわたる改善点を指摘した。この中で、同局は、県が平成十四年の業務改善命令や十九年の常例検査で架空・借名口座を指摘して再発防止を求めたにもかかわらず、本人確認が不適切な事務取り扱いが六件あるとして「整備・確立を図る必要がある」とする一方、やはり業務改善命令を契機に設立した子会社「アグリサービス鈴鹿」の事業について同組合事業と「重複している」として改善を求めた。
この結果、県が業務改善命令を出して厳しく指導した借名口座、緑化事業の二本柱の体質がいずれも形を変えて不適切なまま継続していたことになり、県の指導のあり方が問われる形となった。子会社「アグリ」については、JA鈴鹿は東海農政局の指摘を契機に当面休業させ、廃止を含めて検討すると回答しているもようで、過敏な反応に対し、県農水商工部はその理由も含め「常例検査で実態をよく聞いて、不適切なところがあればきちんと指導していきたい」としている。
子会社「アグリ」については、平成十四年の業務改善命令当時、本店業務として八千万円を超える売り上げを挙げていた緑化事業が法令違反(事業外事業、建設業法)に当たり、県が業務停止命令の発動もちらつかせて是正を指導した結果、帳票操作による〝形式的改善〟を経て十六年二月、緑化事業を主たる事業とする目的で設立した。
しかし、直後に緑化事業の契約が破棄されてからは独自の事業がなく、東海農政局の検査結果によると、組合本体の事業である住宅事業を一業者として受託し、別業者へ仲介していたもよう。このため同局は、組合と子会社で重複・競合する住宅事業の明確化を求める一方、子会社に具体的経営戦略も改善策も策定されていないとして、適切な指導を求めている。
JA鈴鹿で住宅事業を所管する開発課は、組合員がアパートなど住宅を建設する場合の相談に乗り、業者をあっせんしたり、駐車場経営を外部委託している。この過程であっせん料や賃貸料を子会社に計上していた公算が高く、本店は黒字、子会社は赤字決算の中で、利益調整をしていたかどうかの疑問も出てくる。
また、本人確認については、平成十九年にJA鈴鹿の常勤監査が内部での改善が困難として県に検査を依頼したが、県は内部で解決する問題として組合側に通報し、このため常勤監査は忠実義務違反などの法令違反があったとして退職金を二分の一削られたが、名古屋高裁で組合側に重大なコンプライアンス(法令順守)違反があるとして理事会決議が否定されて最高裁が維持。県の判断、指導の誤りも含めて確定しているが、今回の検査でも、住所、氏名、印章を確認しないまま新規開設したり、顧客台帳と食い違うケースが複数あった。
さらに、元本割れの危険のある投資信託を拒否している組合員に理解しているとして販売したり、二社以上の見積もりが必要な有価証券購入を、証券会社の相対で購入している実態も指摘された。
農林中金の劣後ローンについては、同中金の含み損一兆九千億円の穴埋めに全国の信用農協連合会(信連)やJAが拠出したもので、県内でも三百億円弱の割り当てを県信連と各JAが半分ずつ拠出し、JA鈴鹿は約五十億円だった。
これに対し、東海農政局は劣後ローンが一般債権より支払い順位が劣り、融資先が破綻(はたん)した場合はほとんど返済されないリスクが高い債権であるにもかかわらず、JAバンクグループを支えることを重視するあまり、農林中金の経営安定化計画、県信連の増資計画の妥当性についての資料が少ないとして、検証・分析、組合員への説明が不十分とし、事実上農林中金の経営安定化を疑問視する指摘になっている |
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(2010-06-01) |
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鈴鹿 二輪で転倒、高専生重体 |
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十五日午後七時ごろ、鈴鹿市磯山二丁目の国道23号を、四〇〇㏄でバイクで走行していた、津市垂水、鈴鹿高専五年の堀之内正悟さん(21)が転倒。鈴鹿市内の病院に運ばれたが、頭などを強く打ち、意識不明の重体となった。
鈴鹿署によると、現場は磯山駅交差点付近で、見通しのいい直線道路。同署は事故原因を調べている |
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(2010-06-01) |
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樹齢320年超、鈴鹿の江西寺で咲く |
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鈴鹿市深溝町の江西寺(市川信行住職)の中庭で、古木のサツキが咲き出した。庫裏の屋根に届きそうな幹の上で赤紫に咲く花は、来月10日ごろまで見られそうだという。
サツキは地中で1本の株になっているが、地上に出たところで13本の幹に分かれ、冠状の無数の枝を支えている。大型の盆栽を連想させるサツキは、00年に岐阜県各務原市の樹木医の調査で、樹齢320年を超すと診断されている。
今年は天候不順から開花はやや遅れ、やっと3分咲きになったという。仰いで観賞することから「見上げるサツキ」と呼ばれている |
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(2010-05-29) |
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一般競争入札、最低価格4件下回る |
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鈴鹿市が実施した予定価格1億円を超す工事の条件付き一般競争入札5件のうち、4件が最低価格(低入札価格調査基準)を下回って落札されていたことが25日、分かった。市工事執行部会が落札業者に行った聞き取り調査では「最大の企業努力をした結果」と説明したという。
市によると、予定価格が1億円を超す公共工事の入札は、公示と同時に予定価格と最低価格を公開して実施している。最低価格を下回った場合は、市工事執行部会が業者から資材の質や購入先、工事費の内訳など11項目を聞き取り、落札の可否を決めている。
最低価格を下回って落札されたのは、新消防庁舎建築と同電気設備、同機械設備の消防関連工事3件と防災情報システム工事の計4件。庁舎建築は最低価格を約2億5800万円下回る7億9275万円で落札され、ほかの3件も約4400万~5500万円下回っていた。
市工事執行部会の会員として、業者の聞き取りを実施した契約調達課の宮崎友臣課長は「工事の発注が著しく減少する中、受注のため最大の企業努力をした数字との説明だった」と話した。これらの工事請負契約締結の議案は、6月3日に開会する市議会6月定例会に上程される
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(2010-05-28) |
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都市計画道路 西玉垣秋永線が全面開通 |
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鈴鹿市東南部の野町東二丁目から稲生四丁目にかけての都市計画道路西玉垣秋永線千百五十二メートルが二十七日、全面開通した。
歩道が付いた(一部を除く)幅十六―十八メートルの真新しい道路の上り、下り両交差点から、鈴鹿署のパトカーが一般車両を先導して走り初めをした。
同線開通により、野町―稲生間を結ぶ主要道路の県道上野鈴鹿線沿いの鈴鹿F1マート付近の混雑緩和が見込まれる。同道路工事は、市が平成十五年度に着工、総工費は九億五千七百万円。 |
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(2010-05-28) |
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鈴鹿医療科学大 子どもら招いて遊びのイベント |
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鈴鹿市岸岡町の鈴鹿医療科学大学保健衛生学部医療福祉学科(佐々木信也学科長)は二十三日、同大千代崎キャンパスで、「スプリングフェスタ2010・みんなで遊ぼう!子ども祭り」を開き、ミニ運動会やゲーム、縁日、スタンプラリーなどに、地元住民ら約四百人が参加した。
社会福祉教育の一環として、将来の職場イベントなどに役立ててもらおうと、毎年開いている。社会福祉士、精神保健福祉士、保育士などを目指す同科の学生百六人が、企画から準備、収支管理、後片付けまですべてを運営した。
中庭での開催予定が、雨のため屋内各所に変更。体育館ではミニ運動会があり、参加者らは、学生が扮(ふん)したアンパンマンとバイキンマンの紅白チームに分かれて、玉入れや大玉転がし競技などで盛り上がり、鈴鹿奇術愛好会のマジックショー、高校生ボランティアらによるアートバルーンなどを楽しんでいた。
同市肥田町の杉岡亜紀代さん(38)は、「小学生の子ども二人が夢中になって玉入れに興じていました」と話していた。佐々木学科長(68)は「多くの人と交流し、生徒らが現場から直接学ぶ機会として有意義だと感じています」と語った。 |
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(2010-05-25) |
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鈴鹿招待ジュニア毎日杯 河曲Jr、松阪J・V・Cが優勝 |
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第18回鈴鹿招待ジュニアバレーボール毎日新聞社杯大会(県ジュニアバレーボール連盟中勢支部主催、毎日新聞社共催)は22日、鈴鹿市の市立体育館など4会場で開かれた。中北勢地区などから過去最高の計43チーム(女子の部32、男子の部11)が参加、小学生と思えない好プレーで熱戦を繰り広げ、女子は河曲ジュニアバレーボールクラブ(鈴鹿市)、男子は松阪J・V・C(松阪市)が優勝した。
開会式では、色とりどりのユニホーム姿で選手が入場し、深伊沢バレーボールクラブ(鈴鹿市)の川政朱音主将(6年)が「監督やコーチ、保護者の皆さんに感謝し、正々堂々とプレーします」と宣誓した。試合では強烈なスパイクや見事なレシーブなどに応援の父母らから大きな声援が飛んだ。【井上章】
上位チームは次の通り。
<女子の部>
準優勝=四郷のぞみバレーボール少年団(四日市市)▽3位=長島Jrバレーボールクラブ(桑名市)、新居エルフバレーボールスポーツ少年団(伊賀市)
<男子の部>
準優勝=赤目ファイターズ(名張市)▽3位=津明徳V・S・C(津市)、大山田ジュニアクラブ男子(伊賀市)
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(2010-05-23) |
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FC鈴鹿ランポーレ JFL昇格、目標に |
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東海社会人サッカー一部リーグに今季初昇格した、FC鈴鹿ランポーレが好調だ。五月三日の開幕戦から十六日までに、昨年度リーグ首位の矢崎バレンテ、2位の浜松大学FCと強豪を相手に白星を重ね、四試合二勝一敗一分けだ。元京都サンガ総監督で、チームを率いる木村文治監督は「目標を意識させることで選手の意識が変わった」と手応えを示した。
平成二十年に県一部リーグの鈴鹿クラブと合併し、本拠地を鈴鹿市へと移転したランポーレ。セレクションを経てチームに所属する選手は総勢三十五人となった。アマチュアチームとしては決して少なくない数字だ。
同市御薗町の県営鈴鹿スポーツガーデンのグラウンド上では、レギュラーを意味する緑と、サブを意味する赤、二色のビブスを身に着けた選手が二面に分かれて汗を流す。ピッチからは時折、サーキットのモーター音に交じって「たらたらやってたらあかん! もっとアピールせな!」と木村監督がげきを飛ばす。試合出場権を懸けて、選手の練習にもおのずと熱が入る。
選手の平均年齢は二十代前半。プロ契約のないチーム故、全員が練習に融通の利くアルバイトで生計を立てている。J2のFC岐阜を退団後、昨年十二月にチーム入りし、再びJの舞台に立つことを夢見るGK水谷允俊選手(22)=桑名市西別所=もその一人だ。
水谷選手は県内では名門で知られる四日市中央工業高校出身で、十五年には高校一年生ながら、ナショナルトレセンのメンバーにも選ばれた。小学六年からプロ入りを意識し、高校卒業と同時に当時東海一部リーグ所属のFC岐阜Bチームに入団。J2昇格年には先発として四試合、昨年は二試合に出場した。
契約更新が近づいた昨年秋から冬にかけて、「闘争心がなく、先発を脅かせない」ことを理由にチームから戦力外通告を受けた。「自分なりにはやっていたが外から見たらそうなのかと。当日は落ち込んだ」と水谷選手。気持ちを切り替えて移籍先を探していたころ、木村監督から誘いがあったという。「初めはプロにこだわりがあった。でも地元にJをつくるのもいいと思った」と入団の決意を固めた。
現在は実家に戻り、鈴鹿市内で週四日、一日八時間の販売員のアルバイトを続けている。「キーパーコーチやメディカルスタッフがいないのはやはり不安」とする一方で、「これまでは監督の指示に従うだけだった。でもここに来てから自分でどうすべきかを考えるようになった」とも。「地元でやれるのは喜び。チームと共に成長したい」と話した。
今季からゲームキャプテンを任されたDF榊親平選手(24)=岐阜市安良田町=は、前身三重FCランポーレ時代からチームを支える数少ない選手の一人だ。昨年の東海2部リーグ優勝にも立ち会った。「若い人が入り、上を目指してチームのモチベーションが上がっている」と話す。
岐阜工業高校からびわこ成蹊スポーツ大を経て入団。高校時代にはセンターバックとして全国選手権とインターハイ八強入りに貢献した。大学卒業時は、JFL所属の他チームからの誘いもあったが、「チャレンジしたくてあえて厳しい環境を選んだ」。現在は鈴鹿市内のアパートで一人暮らし。週五日のスポーツクラブのアルバイトと練習との両立は想像以上にきついものだったが、人間的にも成長を感じているという。
これまで三戦とも先発出場。東海一部の感触について、「下から上がったチームは調子がいいことが多い。相手がまだ僕らのことを知らない。ここから維持できるかが問題」と冷静に語る。「練習は僕ら次第。手を抜いたら成長できない。自分に厳しくする必要がある」と力を込めた。 |
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(2010-05-23) |
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ほたるまつり:ほたるの里、いよいよ乱舞 |
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鈴鹿市西庄内町の「ほたるの里」と名付けられた八島川一帯で、ホタルが乱舞するシーズンが近づいた。29日には上野自治会ほたるを守る会(山田秀樹会長)主催の「ほたるまつり」が催される。
ほたるの里には、ゲンジボタルとヘイケボタルが生息する。同会会員が04年、約400台収容の駐車場を設け、川沿いの道路約200メートルを整備した。シーズン中は転落防止用のネットも張り、訪れた市民が安全に観賞できるようにしている。
今年は、飛ぶホタルが少ない日に備え、山田会長の友人が08、09年に写した、ホタルが乱舞する光景の写真13枚を駐車場の事務所に展示した。
「ほたるまつり」は29日午後5~9時に開かれ、地元の大正琴グループ「ゆりの木」や西部少年少女合唱団などのコンサートのほか、五目ご飯や草餅、飲み物が販売される。
約3万人の来訪を見込んでおり、ホタルの保護や環境整備の活動資金にするため、大人には協力金として100円の寄付を呼びかける |
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(2010-05-22) |
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30年以内に大地震発生 津市、全国2番目 確率85・9% |
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津市役所の位置が今後三十年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率が85・9%であることが、文部科学省が二十日に公表した「全国地震動予測地図」で判明した。前回公表の昨年七月に比べて0・7ポイント上昇。静岡県静岡市の89・8%に次いで全国二番目の高さとなった。
同予測地図は、約二百五十メートル四方単位の領域で想定される地震について、長期的な地震発生の可能性を考慮した「確率論的」と、震源断層に着目した「震源断層特定」の地図で構成。都道府県庁所在地の市役所と北海道の市庁舎付近についての予測で分かった。
県防災危機管理部地震対策室によると、今後三十年以内に、いつ起きてもおかしくないとされる東海地震、発生確率が60―70%の東南海地震、60%程度の南海地震の可能性の高さなどが影響しているという。
同室の助田義紀副室長は「この公表を踏まえて住んでいる地域の強震動状況を認識して、地震対策に取り組みたい」と述べた。津市危機管理部防災室の岩中聡室長は「地震対策や避難施設の充実、意識付けの訓練などを継続的に取り組む」と語った。 |
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(2010-05-22) |
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鈴鹿の小1虐待:県検証委が初会合 報告書、年内めど |
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鈴鹿市で4月に小学1年の男児(6)が暴行を受け重体となった虐待事件について、児童相談所などの対応を検証する「県児童虐待重篤事例検証委員会」(委員長・清水将之関西国際大教授)が20日、津市で開かれた。委員会には児童虐待に詳しい弁護士や有識者ら9人が出席した。年内をめどに報告書を作成し、野呂昭彦知事に提出する方針。
清水委員長は冒頭で「検証は拙速であってはならない。教科書も参考書もないが、いつどこで何が起こって、どこに問題があったのか。具体的に検証し、慎重に進めたい」とあいさつした。
会議では、県の担当者から鈴鹿市で発生した虐待事件に関する経過報告があり▽情報収集を継続すること▽関係機関との意見交換▽虐待事例に関する意思決定システムなどの検討--などを検証することを確認した。
今後、月1、2回のペースで会議を開き、児相や市の担当者などから聞き取りを行い、報告書をまとめる。清水委員長は「報告書を提出するより前に、早急に改善すべき点があれば担当部署に伝えたい」としている |
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(2010-05-21) |
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カートレース W杯 高校生・小瀬選手ら参戦、鈴鹿できょうから |
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F1レーサーの登竜門としてモータースポーツファン注目の「2010 ワールドカップ カートレース IN JAPAN」が21~23日に鈴鹿サーキット(鈴鹿市稲生町)で開催される。国内からは高校生レーサーとして人気のある小瀬翔也選手(16)らが参戦する。
レースは、排気量125CCのエンジンを搭載したカートで、国際南コース(1周1・264キロ)を24周で競う。SUPER KF&KF1には、日本とイギリス、オランダから17台がエントリー。KF2は日本をはじめデンマーク、イタリアなど10カ国から29台が出場する。21日は練習走行で、22日午後1時からはポールポジションを決める予選、決勝は23日午後2時(KF2)と同3時半(SUPER KF&KF1)に行われる。
同サーキットによると、レースの見どころは、昨年のKF3のヨーロッパチャンピオンに輝いた14歳のオランダ人レーサー、ニック・デ・ブリース選手。国内からは、小瀬選手をはじめ、昨年の全日本カート選手権KF1チャンピオンの清原章太選手(16)らに注目が集まっている。
このカートレースは、F1グランプリのレーサーとして活躍するジェンソン・バトン(イギリス)やルイス・ハミルトン(同)、フェルナンド・アロンソ(スペイン)の選手らが出場したことでも知られる。レースは遊園地の入園料(中学生以上1600円、小学生800円、3歳以上600円)で観戦できる。問い合わせは同サーキット(059・378・1111)。 |
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(2010-05-21) |
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大黒屋光太夫:故・吉村昭氏の小説、自筆原稿を寄贈 |
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◇毎日新聞連載
江戸時代に駿河沖で遭難し、ロシアに漂流した後、帰国した鈴鹿市出身の船頭、大黒屋光太夫を題材にし、毎日新聞夕刊に連載された作家の故吉村昭氏の「大黒屋光太夫」の原稿が、妻で作家の津村節子氏から同市へ寄贈された。原稿は10月6日から11月28日に大黒屋光太夫記念館で開催される特別展「嵐を越えて海のむこうへ」で公開される。
小説は01年10月1日から02年10月31日まで掲載された。寄贈された原稿は、400字詰め原稿用紙195枚に書かれた上巻分。同市文化課の代田美里・学芸員が特別展準備のため4月下旬、津村氏に「資料を貸してほしい」と手紙で問い合わせたところ、同月28日に「書斎で『大黒屋光太夫』の原稿が見つかったから寄贈します」の電話が入り、原稿が送られてきたという。
原稿は、新聞掲載後に単行本化する際の校正原稿で、一度は「幸太夫」と書いたものの「光太夫」と書き直した跡などが残っている。津村氏から「書き下ろしや雑誌連載の場合より、推敲(すいこう)が念入りです」との文章が添えられていた。
吉村氏は東京都荒川区生まれ。徹底した調査、取材に基づく作品を多く発表し、66年に「星への旅」で第2回太宰治賞を受賞したのをはじめ、菊池寛賞や日本芸術院賞などの文学賞を受賞している。日本文藝家協会理事などを歴任し、06年7月31日に79歳で亡くなった |
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(2010-05-19) |
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生命の駅伝:がん研究の資金募る 出発、初日は桑名から鈴鹿 |
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がんの研究資金を募りながら走る「第16回生命の駅伝」が17日、桑名市中央町の市役所前を出発した。初日は7人が参加、「命」と書いた旗を背に鈴鹿市役所までの約40キロを走った。22日まで松阪市や紀北町など県内約260キロを巡り、23日は、津市の三重大で「ファイナルラン・ウオーク」が企画されている。【沢木繁夫】
カナダの青年、テリー・フォックスさんが80年、がんを患いながら義足でカナダの横断マラソンに挑戦、がん研究の募金を呼び掛けた。テリーさんは志半ばで亡くなり、遺志を継いだ活動が世界中に広まり、県内では第14回から「生命の駅伝」と名前を変えて続けられている。
桑名市役所前の出発式には同市や三重大の学生らが参加、市役所庁舎などに置いてあった9個の募金箱が渡された。募金箱は事前に県内の役場や病院など約100個を設置し、走りながら回収していく。集まった募金は、三重、愛知両県と大阪府のがんの研究機関に寄付されるという。
悪性リンパ腫を克服し参加した桑名市大山田、無職、小林育夫さん(62)は「元気になるために始めたマラソン。今は走ることで皆さんから元気をもらっている」と話し、約30人の市職員らに見送られて出発した。コースの問い合わせは実行委員会事務局(0598・51・3741)。
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(2010-05-18) |
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鈴鹿 本田技研硬式野球部 初の少年野球教室 |
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本田技研工業硬式野球部「Honda鈴鹿」(吉本亮監督、二十六人)は十五日、鈴鹿市住吉町のホンダアクティブランドで、地域貢献事業の一環として、初の野球教室を開き、少年野球チーム「鈴鹿ブルズ」(小林孝行監督)のメンバー四十二人に守備と打撃の基本姿勢や形などを指導した。
同野球部の古里直己マネジャーが、「分からないことはその場で選手に聞いて学び、どんどん吸収してください」と開会に当たり、あいさつ。メンバーらは、投手と野手に分かれ、投手は投球後に左右に打ち返されたゴロの処理や送球などを、野手らはそれぞれの守備位置に就いてシートノック練習をし、「球の正面に入って」など捕球や送球のポイントを選手らに教わっていた。
「鈴鹿ブルズ」は、鈴鹿、亀山両市の中学生で構成。小林監督(51)は「子どもたちが楽しみに待っていました。少しでも何かをつかんで、今後に生かしてほしい」と話した。 |
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(2010-05-17) |
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鈴鹿 東名阪で大型車追突、全焼 1人軽傷 |
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十三日午前三時二十五分ごろ、鈴鹿市岸田町の東名阪自動車道下り線で、非常駐車帯に停車していた大型トレーラーに大型トラックが追突し、トレーラー部分と大型トラックが全焼した。大型トラックの男性(44)が肩を打撲するなど軽傷。大型トレーラーの男性(39)にけがはなかった。
高速隊によると、大型トレーラーの男性は非常駐車帯に車を寄せて仮眠していたといい、大型トラックの男性は「前をよく見てなかった」と話しているらしい。この事故で下り線の四日市インターチェンジ(IC)―鈴鹿IC間が約三時間二十分、通行止めとなったという。 |
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(2010-05-17) |
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鈴鹿 二輪で転倒、高専生重体 |
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十五日午後七時ごろ、鈴鹿市磯山二丁目の国道23号を、四〇〇㏄でバイクで走行していた、津市垂水、鈴鹿高専五年の堀之内正悟さん(21)が転倒。鈴鹿市内の病院に運ばれたが、頭などを強く打ち、意識不明の重体となった。
鈴鹿署によると、現場は磯山駅交差点付近で、見通しのいい直線道路。同署は事故原因を調べている。 |
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(2010-05-17) |
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山中重兵衛家:鈴鹿市、寄贈品一覧PC入力 |
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◇はがき、鑑札など7500点
江戸時代から昭和にかけて伊勢型紙の型紙商を営んでいた鈴鹿市白子町の「山中重兵衛家」から同市へ寄贈された、はがきなど7500点を超す資料の整理が文化課で進められている。1点ずつパソコンに入力し、検索して活用できるよう作業を続けており、来年度早々の公開を目指している。【大原隆】
市史によると、1753(宝暦3)年の「株仲間の確立」などでは、型紙商などの株仲間は138軒と記されている。型紙の見本帳を持って紺屋(染め物屋)を訪れ、売り込みなどの行商をした。各株仲間は、それぞれ行商地域が決められていて、出先の旅館を拠点にして型紙の生産地の白子町と連絡を取っていた。
山中家は愛媛県など四国の担当。寄贈されたはがき6860点、手紙616通はすべて明治以降に行商の拠点とした四国の旅館から本家あてに送られていた。「見本帳を送れ」「受注した数量」などと書かれ、当時の商いの様子が分かるという。また、白子が紀州藩の管轄だった江戸時代の古文書のほか、藩が行商を許可した鑑札、荷札など貴重な約200点も贈られた。
パソコンに入力している寄贈品の一覧は、保条馨・元市文化財調査員が以前に手書きした目録。寄贈品の迅速な検索を可能にするためにパソコンに移し替えている。代田美里・市学芸員は「はがき類の他にもガラス板に焼き付けられた写真、明治時代に開かれた内国勧業博覧会の入場証など珍しいものが多く、型紙の歴史を知るこれまでにない貴重な資料」と話している |
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(2010-05-15) |
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鈴鹿市議会 議長に野間氏、監査委は後藤氏か |
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鈴鹿市議会は十三日、臨時会を開き、正副議長や監査委員などの議会役選を実施する。新議長は野間芳実氏(59)=あくてぃぶ21、三期=しか立候補がない見込みで、副議長は大杉吉包氏(62)=政友会、二期=と水谷進氏(53)=市政研究会、同=の争いで、選挙となるもよう。監査委員には後藤光雄氏(同)=すずか倶楽部、同=が就く見通し。相変わらず、会派間抗争の役取り合戦となっており、水面下の攻防は有権者たる市民には縁遠いものとなっている。
あくてぃぶ(七人)と市政研(六人)が、それぞれ他会派と連携して激突。当初は後藤氏の副議長話もあったが、大杉氏に譲ることで、来春市議選後の役選では、後藤氏と同一会派の原田勝二副議長が議長となるよう支援を取り付けた。市政研はあくてぃぶ派の議会三役の独占を阻止しようと、水谷氏の擁立を決めた。
十三日に正副議長選があり、十四日に監査委員の選出が予定されている。 |
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(2010-05-14) |
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鈴鹿・小1男児虐待 内縁夫、傷害罪で起訴 |
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鈴鹿市の小学一年男児(6つ)が母親の内縁の夫に虐待された事件で、津地検は十二日、傷害の罪で、鈴鹿市算所四丁目、無職小島正嗣容疑者(25)を起訴した。鈴鹿署は同日、虐待の手助けをしたとして、男児の母親(34)を傷害ほう助容疑で津地検に書類送検した。
起訴状では、小島被告は先月二十一日午前七時―同日午後零時半ごろまでの間、自宅で、男児に十数回足払いしたり、胸ぐらをつかんで数回投げ飛ばして頭部などを床に打ち付けさせた上、足をつかんで浴槽にためた湯の中に頭を数回入れるなどの暴行を加え、脳挫傷などのけがを負わせたとしている。
また鈴鹿署によると、母親は、小島被告に暴行を加えられて倒れた男児を起こし、小島被告の前に立たせた疑いが持たれている。
これまでの調べでは、小島被告は、男児が兄姉におねしょの処理をしてもらい、お礼を言わなかったことに立腹したとされる。男児は四日市市内の病院に運ばれ、現在も意識不明の重体となっている。
地検や同署によると、小島被告は起訴内容を認め、母親も「早く暴力をなくすため、お礼を言わなかった理由を説明させるためにやった」と容疑を認めているという。 |
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(2010-05-14) |
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ハマヒルガオ:鈴鹿・寺家の海岸で咲き始める |
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鈴鹿市寺家町の海岸で初夏の花のハマヒルガオが咲き出した。アサガオに似た白桃色の花は、可愛いラッパの大群のようだ。
ハマヒルガオは地下茎のつるに花を付け、砂地から突き出すように花を咲かせる。薄紫のハマダイコンの花が終わるのを待っていたかのように、5月から6月にかけて見ごろを迎える。海岸で散策を楽しむ人が足を止めて見入っていた |
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(2010-05-14) |
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表敬訪問:仏ルマン市の元事務総長が友好都市の鈴鹿市に |
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鈴鹿市が友好都市を締結しているフランスのルマン市の元事務総長、クリスチャン・ブータンさん、ミカエラさん夫妻が13日、鈴鹿市の川岸光男市長を表敬訪問した。
ブータンさんの来日は、事務総長を退職したのを機に、友好協力協定を締結した当時の鈴鹿市長だった衣斐賢譲さん(70)を訪ねたという。
この日、川岸市長を訪問した夫妻は協定締結後、20年間の両市の交流などを振り返った。川岸市長は「これを機会にさらに友好を深めたい」と話した |
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(2010-05-14) |
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